Java

JDK1.4 の EOL

JDK1.4.x の EOL が近づいてきました。
今月末です。
Java Technology EOL Policy

まだバリバリ運用中のシステムも多くあるのではないかと思いますが、今後クリティカルなバグの修正を受け取るには Java SE for Business という契約を結ぶ必要があります。
Java SE for Business

JBoss ユーザは JBoss 4.0.x を JDK1.4.x で使っている場合は Java5 に移行するのがおすすめです。
JBoss EAP4.3 に移行すれば最新の Java6 にも対応しています。
JBoss.com – JBoss Enterprise Application Platform Certified & Compatible Configurations

WebLogic Server はバージョン 8.1 が JDK1.4.2 対応で Java5 以降は対応していません。
JRockit のサポート期間は原則として Sun のサポート期間に準拠しますが、1.4.x については Sun のサポート終了後もベストエフォートでサポートするそうです。
具体的には 8.1 と同じく 2009年9月までサポートするようです。
BEA JRockit – 製品サポート – サポート終了告知
Oracle JRockit JDK サポート終了告知
Windows / Linux プラットフォームで WLS8.1 をお使いの場合は今月中に JRockit に移行した方が良さそうですね。
JRockit1.4.x は Solaris 向けのバイナリが出回っていないので、個人的には Solaris プラットフォームを使っている場合は出来る限り Java5、または Java6 に対応している WLS10.0、または 10g Release3 に移行することをお勧めします。

WebLogic Server 8.1 は 2009年9月で通常のサポート期間、"Premier Support" が終了してしまいます。
サポート期間について詳しくは以下の pdf ファイルに書いてあります。
Oracle Lifetime Support Policy(pdf)

もちろんサポート契約があれば無償でアップグレードできますので最新の 10g Release3 に一気に移行してしまうのもアリですね。
その場合 JVM の変更だけではなく、J2EE1.3 -> JavaEE5 への移行ということになりますのでマイグレーションコストは若干かさみます。
移行は余裕をもって行いましょう。
残りあとわずかしかありませんが・・・。

関連エントリ:
@IT Special PR: サポート期間の終了が迫る旧バージョンのJava SEの継続サポートとバージョンアップを支援
2008-10-23 – marsのメモ – JDK1.4 の EOL – 侍ズム
WebLogic Server 10g Release 3 日本語版リリース
Oracle WebLogic Server 10g Release3 出荷